2010年7月アーカイブ

特別講演

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『命と心の二元論
―人も犬も金魚も、魂は存続するか?』

日時
 8月7日(土) 12:50~13:20

会場
 井上円了ホール

講師
 菊地章太(きくちのりたか)
  東洋大学ライフデザイン学部教授(宗教学)

 1959年横浜市生まれ。
 筑波大大学院修了後、仏トゥールーズ神学大学高等研究院留学。文学博士。
 著書に『妖怪学講義』(2010年、講談社)、『儒教・仏教・道教』(2008年、講談社選書メチエ)、『悪魔という救い』(2008年、朝日新書)、『奇跡の泉へ』(2006年、サンパウロ)などがある。

 「妖怪学」の講義でも知られる宗教学者・菊地章太先生に「いのち」をテーマに特別講演をしていただきます。生命倫理に関する論題をめぐり熱戦が繰り広げられる今大会。命とは、心とは、魂とは―?
気鋭の宗教学者がソフトな語り口でさまざまの角度から繰り出す問いかけが、「いのち」や「こころ」のメカニズムの解明という難題に大きなヒントを与えてくれることでしょう。

日時
 2010年8月9日(月)

 準決勝
  第1試合 9:35~10:20
  第2試合 10:50~11:35
  【6号館・6202教室】

 決勝
  13:20~14:10
  【井上円了ホール】

出場チーム
 高校の部の準々決勝で敗れた4チーム。辞退があった場合には、決勝トーナメント1回戦で敗れたチームの中で、勝利数、得票率、1試合あたりのコミュニケーション点の順に順位をつけ、順位の高いチームが出場する。

ルール
 1. フォーマットは、肯定側立論から肯定側第2反駁まで各2分。

 2. 出場チームは、論題発表後から試合終了まで、チーム以外の者と試合内容に関わるコミュニケーションを行ったり、資料を読んだりすることができない。インターネットや電話等を通じたコミュニケーションも禁止する。

 3. コミュニケーション点はつけず、一般社会人を含む審判たちの多数決によって勝敗を決する。

 普段、豊富な資料を長時間かけてリサーチし、万全の準備をして、ディベー
トの試合に臨んでいる選手たち。ディベート甲子園に参加する中学生・高校生
たちは、自分たちの議論を論証するために、たくさんの証拠資料を引用しなが
ら議論を進めています。しかし、ディベートをほとんど知らない人たちからは、
一見すると、単に集めた資料を読んでいるだけのように感じてしまわれること
も少なくありません。
 そこで、この即興ディベートでは、毎回、試合の直前に論題を発表。選手たち
には、証拠資料を使わずに、短い準備時間のみで、ディベートの試合に臨んでも
らいます。果たして、選手たちは、これまで培ってきた知識や能力を、証拠資料が
ない状態でいかに発揮することができるのか!? ディベート甲子園に出場する選
手たちの高い能力、そして、彼らの持つ無限大の力を示すべく、今年も選手たち
が熱く楽しい議論を繰り広げてくれます。本大会で採用している教室ディベート
とは異なり、初めてディベートを観戦する人たちや論題に関する予備知識がない
人たちにもわかりやすいものとなっていますので、皆さん、是非、会場へ気軽に足
を運び、選手たちの勇姿を観戦しに来てください!

即興ディベート 過去の論題
● 第12回大会
準決勝
 第1試合 「中学生以下の携帯電話利用をすべて禁止すべきである。是か非か」
 第2試合 「日本は少年犯罪の実名報道を認めるべきである。是か非か」
 決 勝 「日本は18歳青年に半年間の社会奉仕活動を義務付けるべきである。是か非か」

● 第13回大会
準決勝
 第1試合 「日本は18歳未満の青少年の深夜外出を禁止すべきである。是か非か」
 第2試合 「日本は国会を一院制とすべきである。是か非か」
 決 勝 「日本はサマータイム制を導入すべきである。是か非か」

● 第14回大会
準決勝
 第1試合 「日本は深夜のテレビ放送を原則として禁止すべきである。是か非か」
 第2試合 「日本は男子の結婚可能年齢を引き下げるべきである。是か非か」
 決 勝 「日本は自転車運転免許制を導入すべきである。是か非か」

日時
 2010年8月8日(日)
  中学校の部
    13:45~15:20

  高 校の部
    15:35~17:10

会場
 東洋大学白山キャンパス
 6号館6202教室

講師
 中学校の部
  渡辺徹
  (全国教室ディベート連盟 監事)

 高校の部
  藤川大祐
  (全国教室ディベート連盟常任理事 関東甲信越支部長)

定員
 150名(申込不要・入退室自由)

参加費
 無料

 試合に出場するばかりが、ディベートの楽しみ方ではありません。ディベートの試合を「観る」というのも、お勧めしたい楽しみ方の一つです。
 竜王戦や名人戦等の囲碁将棋のタイトル戦では、対局場とは離れた場所で「大盤解説」がよく行われます。大盤解説は、同時進行で対局の模様をみんなで眺めながら、解説者が作戦の展開予想や次の一手、形勢判断を語り合って楽しむというものです。このディベートライブ解説も、同様の企画だと思っていただければ結構です。
 今回のライブ解説は、中学の「ペット売買の禁止」論題、高校の「積極的安楽死」論題のそれぞれで、別室で行われている試合の模様を中継しながら、教室ディベートのベテランによる解説をつけてお送りします。ディベートを初めてご覧になる方や、あまりディベートをご存じない方に、ィベートの基本的なルールや試合の進行、提出された議論の内容についてご説明します。また中級以上の方向けにも、試合の展開上の議論の意味など、試合における見所や勝負のポイントをご紹介します。会場に見学に来られてどの試合に行こうか迷ったり、実際の試合の模様を解説付きで見てみたいとお考えでしたら、ぜひライブ解説会場へとお越しください。
 例年大変なご好評を戴いているライブ解説ですが、今年はオープンスペース(別途詳細記載)の中で行います。椅子も机も用意しておりますので、じっくり聴くことができます。途中入退室は自由、また予約も不要でお気軽にご利用できます。
 ぜひディベートライブ解説をご覧になり、ディベートを「観る」楽しみを体感していただければ幸いです。

スケジュール:
中学校の部
 13:45~14:00 観戦のポイント紹介
 14:00~15:10 試合・判定の解説
 15:10~15:20 質疑応答

高校の部
 15:35~15:50 観戦のポイント紹介
 15:50~17:00 試合・判定の解説
 17:00~17:10 質疑応答

日時
 2010年8月7日(土)
 13:30~18:00

 2010年8月8日(日)
 9:30~13:30

会場
 6号館6202教室

 ディベート甲子園15周年を機に、今年からオープンスペースを設置しました。
来場者のみなさまの交流サロンとして、また試合中継の観戦スペースとしてご活用ください。全国教室ディベート連盟のこれまでの取り組みや、これまでの全国大会の軌跡、会報「トライアングル」のバックナンバー一覧などを置いてあります。
 ご来場いただいたすべての方々が楽しめる場所ですので、お気軽にお越しください。みなさまのご来室を心よりお待ちしております。
※なお、会場内でのご飲食はできませんのでご了承ください。
※全ての試合を中継することはできません。中継する試合を選ぶことはできません。中継設備の都合上、6210教室の試合のみ中継可能となっています。中継しない時間もありますのでご注意ください。

全国大会出場校
※ 先頭の数字は地区予選順位
※ 末尾の【】内の数字は全国大会出場回数

北海道地区代表
1 北嶺高等学校【11】
2 東海大学付属第四高等学校【5】

東北地区代表
1 福島県立会津高等学校(福島)【6】
2 東北学院高等学校(宮城)【9】
3 秋田県立大館国際情報学院高等学校(秋田)【初】

関東地区代表
1 早稲田大学高等学院(東京)【10】
2 駿台甲府高等学校(山梨)【8】
3 創価高等学校(東京)【15】
4 早稲田大学本庄高等学院(埼玉)【2】
5 鎌倉学園高等学校(神奈川)【初】
6 女子聖学院高等学校(東京)【10】

北陸地区代表
1 高岡第一高等学校(富山)【8】
2 富山県立富山中部高等学校(富山)【2】

東海地区代表
1 南山高等学校女子部(愛知)【3】
2 愛知県立千種高等学校(愛知)【14】
3 東海高等学校(愛知)【14】
4 愛知県立岡崎高等学校(愛知)【8】
5 聖マリア女学院高等学校(岐阜)【初】
6 愛知県立高蔵寺高等学校(愛知)【6】

近畿地区代表
1 明星高等学校(大阪)【8】
2 洛南高等学校(京都)【2】
3 滋賀県立膳所高等学校(滋賀)【8】

中国四国地区代表
1 岡山県立岡山操山高等学校(岡山)【6】
2 岡山白陵高等学校(岡山)【8】
3 徳島文理高等学校(徳島)【8】
4 愛媛県立新居浜東高等学校(愛媛)【7】

九州地区代表
1 福岡県立小倉高等学校(福岡)【7】
2 熊本県立熊本高等学校(熊本)【9】
3 青雲高等学校(長崎)【11】
4 福岡県立修猷館高等学校(福岡)【12】
5 大分県立大分上野丘高等学校(大分)【3】
6 長崎県立長崎南高等学校(長崎)【7】

全国大会出場校
※ 先頭の数字は地区予選順位
※ 末尾の【】内の数字は全国大会出場回数

北海道地区代表
1 北嶺中学校【7】
2 東海大学付属第四高等学校中等部【初】

東北地区代表
1 会津若松市立第二中学校(福島)【9】
2 相馬市立向陽中学校(福島)【初】
3 東北学院中学校(宮城)【4】

関東地区代表
1 開成中学校(東京)【6】
2 創価中学校(東京)【13】
3 渋谷教育学園幕張中学校(千葉) 【7】
4 千葉県立千葉中学校(千葉) 【2】

北陸地区代表
1 北陸学院中学校(石川)【3】

東海地区代表
1 東海中学校(愛知)【6】
2 蟹江町立蟹江中学校(愛知)【3】
3 南山国際中学校(愛知)【5】
4 南山中学校女子部(愛知)【4】
5 三重中学校(三重)【3】

近畿地区代表
1 京都教育大学附属桃山中学校(京都)【12】
2 神戸大学附属明石中学校(兵庫)【12】

中国四国地区代表
1 岡山白陵中学校(岡山)【9】
2 岡山県立岡山操山中学校(岡山)【5】

九州地区代表
1 福岡教育大学附属小倉中学校(福岡)【15】
2 精道三川台中学校(長崎)【5】
3 昭和薬科大学附属中学校(沖縄)【6】
4 大分大学教育福祉科学部附属中学校(大分)【4】
5 久留米大学附設中学校(福岡)【初】

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2.特にご注意いただきたい事
このサイトは、ディベート甲子園大会期間中に速報サイトとして運用されるものです。
正確な情報の提供に努めますが、大会運営上、後に訂正される可能性があります。正式な結果は大会会場における掲示であることをご留意下さい。

3.このサイトでの表記
学校名 一部、略称を使用しているところがございます。
試合結果 すべて、「肯定側-否定側」、[]内はコミュニケーション点、となっております。

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